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世界最高級の胡椒『ペンジャペッパー』とは?


ペンジャブラックペッパー
ペンジャブラックペッパー

ペンジャ・ペッパーとは?

中央アフリカに位置し、南西部で大西洋に面するカメルーン。ペンジャペッパーは、同国のペンジャ地域で先祖伝来の伝統に従って栽培されています。

自然に豊かでバランスの取れた火山性土壌で育まれるペンジャペッパーは、愛好家に高く評価され、世界最高級の胡椒の1つと見なされています。

そして2014年には、ペンジャ・ペッパーは、サハラ以南のアフリカで最初に欧州基準の地理的表示保護(PGI)を獲得し、シャンパンや夕張メロンのように、特定の地域で産したブランド価値のある商品であると認められました。

このように世界のグルメな人々やシェフから一目置かれるペンジャ・ペッパーですが、産出量が少ないため日本ではほとんど出回っていない、希少な胡椒です。

赤い印の位置がペンジャ地方
赤い印の位置がペンジャ地方

なぜペンジャ・ペッパーか:「圧倒的にフルーティかつスパイシーな香り」

市販の胡椒に比べると、一口食べると鼻から抜けるフルーティかつスパイシーな香りと、口に広がる動物的な辛味みで、違いは瞭然とします。

熟す前に収穫し乾燥させたブラックペッパー。黒い外皮には、爽やかで野性味あふれる風味があり、特に牛肉との相性が良いです。

一方で、ホワイト・ペッパーは、完熟後に収穫し、水に漬け、外皮を柔らかくして剥いたものです。雑味のない洗練された柔らかな香りと風味で、豚肉料理、白身魚料理や野菜スープ等との相性が良好です。

使い方としては、ペッパー・ミルを使用し、仕上げの段階で挽く方法が最も香りを楽しむことができ、理想的です。

左から順に加工前のペンジャペッパー、ホワイトペッパー、ブラックペッパー
左から順に加工前のペンジャペッパー、ホワイトペッパー、ブラックペッパー

一流シェフもペンジャ・ペッパーを愛用

マルセイユにあるレストランLe Petit Niceのオーナーで、2008年からミシュランで3つ星を獲得しているフランス人シェフのGérald Passédat氏もペンジャペッパーを愛用する一人で、ネット上でレシピを公開しています。

『深紫のロブスター』レシピ(フランス語)

https://www.finedininglovers.fr/recettes/plat-principal/le-homard-en-mauve-abyssale-de-gerald-passedat

なぜAfidi Cameroonか?

当社のパートナーであるAfidi Cameroon(Metomo Plantation社)はペンジャ地方最大の胡椒生産者で、代表のメトモ氏は、認定ペンジャ生産者団体の代表を務めています。そして安全で持続可能な農業を実践し、グローバルGAP認証を受けました。

さらに2018年には、日本市場調査の一環として民間検査機関による残留農薬260項目検査し、全項目未検出の結果を得ています。

参考記事(外部)

「最高級白コショウの栽培農家が急増」

2016.6.17 Bloomberg/SankeiBiz

Afidi社代表のメトモ氏がインタビューに答えています。 

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/160617/mcb1606170500018-n1.htm